コンクリート 1st mini album [Music Jungle] 発売!!
広島のアーコースティック ユニット コンクリートが、2011年10月19日、1st mini album [Music Jungle]をリリースします。
写真 左 Gt.Vo. マコト 写真 右 Vo. チョー
Vo.チョーの一つ一つ丁寧で甘い歌声とVo.Guマコトの人の心に浸透させるメロディーを合わせば、癒す音楽を創造し、聴く人の心に浸み渡ること間違いなし!
いかにもラップを口ずさみそうな2人がポップなメロディーを優しく歌う姿はたくさんの人達を魅了している!
自分たちの経験に基づいた一曲一曲が聴く人の心に伝わり、何かしらの変化をおこせるよう、思いをこめて今回ミニアルバムを作成!!
アルバムに込めた思い、音楽に対する思いを話して頂きました。
10月19日、1st mini album[Music Jungle]発売おめでとうございます。まず、コンクリートさんの自己紹介をおねがいします。
チョー : はじめまして、コンクリートのボーカル、チョーです。生まれも育ちも広島で、普通に生きてて大学に入って今の相方のまこちゃんと出会って音楽を始めました。それまでは、何もなく過ごしてたんですけど、音楽に出会って、やっぱり音楽したいなっていう、何もしてない時期が長過ぎたんで音楽やりたいなっていう気持ちはずっとあって、まこちゃんと出会ってそのきっかけが出来たんで、その気持ちを大事にしながら続けています。
マコト : コンクリートのギターボーカルのマコトです。僕が最初音楽に出会ったのは、4歳くらいの時でした。光ゲンジが好きでした。踊ってたのを覚えてます。僕は、音楽に救われたっていうのが強くて、中学生くらいの時だったんですけど、ふさぎ込んでた時期があって、その時に色んな音楽を聞いて元気づけられたというか、前に進む勇気をもらえたっていう、なんか自分だけの世界に見えてたものが、もっと広い視野で世界を見れるようになって、そういう部分で音楽に対して感謝する気持ちがすごい強くて、その時からギターを持って歌い始めたんですけど、今まで色んなことやってきて、大学入って相方と出会って、二人でギター1本でなんかおもしろいこと出来んかなっていうことで、今日という日までやってきた感じですね。その音楽を通じて、二人でなにかしらすることによって、自分自身が昔元気づけられたように色んな人を元気づけられたらっていう気持ちをもって、僕自身はやってますね。
歌い始めたきっかけって何ですか?
マコト : 色んな音楽を聞いてて、あんな風になりたいとかじゃないんですけど、スッて体の中に音楽が染み渡っていく感じのがわかっていくうちに、自分でも何か出来るんじゃないか思うようになったんですね。なんか、ギター弾いてみたいなっていう簡単な発想から押し入れにある母さんのギターを出して、そこで初めてダンと鳴らした時に、気持ちいいって思って、全然弾けないのに、ジャンって鳴らした時に「すげーこれ」って思って、弾いた瞬間に何もコードとか関係なく声を出してみたんですよ。そしたら、気持ちいいっていうか、自分の声好きだなってその時思ったんですね。そこで、自分に自信が持てたっていうか、自分の声でも何かしら変化っていうか、周りの人達に対して存在をアピールできるんじゃないかっていうところで、最初のきっかけは、自分の存在を認めてもらいたいっていうところから入ったんだと思います。世の中に。ふさぎ込んでた時期に、自分自身って別に必要とされてないって考え込んでたんですけど、音楽を通して自分の存在っていうのを証明できるんじゃないかってその時思ったんですよ。そこから、直接的に人と関われる環境っていうのが”路上”だったんですよ。路上のミュージシャンってそれまでも見てたんですけど、あんな風に周りにお客さんがいて、親身になって話してるのを見て、自分もあんな風になりたいなって、色んな人と関わりたいなってその時思って、路上に出たんです。人と接するのが怖いが故に、もっと色んな人に自分を知ってもらい、好きになってもらいたいと思って。
チョー : 昔は声が高くて、色んな歌うたっとったんですけど、小学生の時に声変わりして思いっきり声が低くなって、歌えんくなったんじゃないですけど、歌えんなって思って、小学生5、6年頃、「ゆず」が出たんですよ。お姉ちゃんの影響もあって聞いてたんですけど、歌いたいなって思って、声出んなりに歌ってたんですよ。そしたら、ある日、いきなりパッと高い声が出て、「あ、こうやって出せばいいんじゃ」って思って、そっからずーっと歌ってましたね。中学校、高校と普通に入って、まぁ取り柄が無かったんですよ。友達とは、仲良くやってたんですけど、自分にできるものっていうのが無くて。友達とカラオケに行ったら、「めっちゃチョーさんの声いい!」「一緒にカラオケ行ったら、聞いとくだけでいいわぁ」ってめっちゃ言われて、褒められたかった自分なんでそれがすごく嬉しくて、そういうのもあったけど、歌は結局好きなだけだったし、でもやりたいなっていう気持ちもあったけど、周りに音楽やってる友達もいなかったから、そのまま過ごしていて、大学に入って。最初は、音楽サークルに入ろうと思ったんですけど、あまり合わないというか、違うかな、ホントにやりたいんかなって思って、結局全然違うサークルに入ったんですけど。大学2年生の時に、まこちゃんに出会って音楽に誘ってくれて、歌いたかったし、音楽やっとるっていうのが欲しかったので、二人で歌っとるだけでも楽しかったけど、路上に出て、全然知らん人の前で歌って、最初は立ち止まってくれんかったけど、時々立ち止まってちょっと聞いてもらったりとか、どうやったらお客さん呼べるかねって考えて、じゃぁ毎週土曜日の夜9時からに決めよう、毎週歌うって決めとけば、お客さん集まるよって二人で作戦立てやっていってたら、ほんとにどんどんお客さんが増えていって、ライブハウスにも誘ってもらえるようになったし。やっぱり自分たちの中では、路上がコアよね。色んな出会いの場所だったっていうか、聞いてくれるお客さんもそうだし、横で音楽やっとる人らとも仲良くなれたし、初めて音楽関係の友達が出来て、ライブハウスのイベントに誘ってくれて、そういうのをどんどん増やしていったら、CD全国発売って話にまでなって、ねぇ。すごいよね。
マコト : 何も無い状態だったよね。
チョー : やっとけば、なにかしら結果はついてくるって思います。「もう、音楽しか無い俺は!」とは、思ってなかったけど、がんばったら頑張った分だけ、何かが帰ってくるなっていう実感は、今はあります。
[Music Jungle]っていうタイトルには、どういう意味がこめられてるんですか?
チョー : コンクリートジャングルっていう別の言葉があるんですけど、コンクリートジャングルって都会とかにビルが建ち並んでる様子を”ここはコンクリートジャングルだ”っていう意味があって、自分たち「コンクリート」っていう名前もあるし、それにちなんだ名前にしたいなっていうのがあり、[Music Jungle]っていう言葉にすることで自分たちに音楽で町中を満たしていきたい、とか、あふれさしていきたいっていう思いから[Music Jungle]って名前にしてみました。
普段は、二人でやってますが、今回のCDはバンドージョンもありますよね。
チョー : ギターと声だけだと、やっぱり物足りなさを感じる時もあるし、派手にしたいなっていうのがあったので、今まで音楽やってきて仲良くなった人達と一緒にやりたいなっていう思いがあって。「どんな感じになるんじゃろ」って自分たちでも期待しながらだったし、「バンド入れたら自分たちの曲はどうなるんじゃろ」っていう楽しもありつつ、やってみようってなりました。
ライブでバンドで演奏したことはありますか?
チョー : やったことないです。今度のレコ発イベントで、初めてなんで、そっちは不安ですよ(笑) でも、楽しくなるなって。熱さが増す感じはします。
マコト : 人数がいるとやっぱり楽しいんですよね。飲み会とかでもいっぱいおった方が楽しいじゃんみたいな。
チョー : そうですね。もう、まこちゃんとの限界。二人でおる時間の限界みたいなのを感じるんで。やっぱり白ごはんばっかりは食えないじゃないですか…おかずがないとな、みたいな。(笑) 路上でも、ライブハウスでも自分たちのライブは、声とギターだけなんで、このCDでは、違う自分たちを見せたいなっていうのがあって。
マコト : 打ち込みとかよりもバンドの方がリアリティーというか、一緒にガッとやってる感じをCDにしてみたかったっていうのがありますね。そしたら、どんなコンクリートができるんだって。
チョー : 色んなことをしとるなっていうのをみんなに知ってもらいたかったっていう思いもあります。とにかく、派手にしたかったです(笑)
二人だけの曲もありますよね?
チョー : 最後に入っている[street]ですね。自分たちのいつもの感じも楽しんでもらいたいし、知ってもらいたいし。[street]はめっちゃ大事にしてる曲ですね。
マコト : CDにするかしないか、迷いましたね。
チョー : 俺はあんまり、入れたくなくて。これはライブの曲だなって思ってて、ただ曲聞くだけじゃなくて、この曲が出来た背景とか今までの自分たちの考えてきたこと思いとかをもっと知ってもらいたいし、曲だけだったらそれは、伝わりにくくはないですけど、物足りなさもあるし、1個の曲だけじゃ全部は伝えられないから、ライブのMCであったりとかで、「この曲はこうなんです。」って言いたいのがあったんで、最後の最後、もう決めんにゃいけんって時まで入れるか入れんか迷いました。でも、やっぱり良い曲だからみんなに知ってもらいたいっていうのがあって入れたんですけど。
マコト : 体全体を使って見てもらいたいというか。ライブの流れの中で見てもらいたい、聞いてもらいたい曲ですね。
チョー : CDの中では、完成されてるんですけど、この曲は、ずっと完成しないもんだと思ってるんで、自分たちのこれからと一緒に歩いていくんだろうなって曲なんで、今聞くのと一年後に聞くのじゃ違うと思うんで、歌い方とか気持ちも違うと思うから、だからCDに入れるかは迷ったんですけど、良い曲だから知って欲しいので入れましたね。これは、完全に一発撮りよね?
マコト : はい。
チョー : 生っぽい感じを出したかったので、一発撮りにしました。
最後に一言お願いします。
マコト : この5曲を聞いて自分たちに少しでも興味をもってもらえてたら嬉しいです。是非ライブを見て欲しいです。CDを聞いた上でちょっとでも興味を持ってもらえたらライブに来て欲しいです。僕らもこれから、ツアーをまわって行くんで、そこで僕らと出会って欲しいです。むしろ、出会いたいです皆さんと。これからのたくさんの出会いを期待してこのCDを出した意味もあるんで、そこでまた僕ら自信も来てくれた方々に、何かを伝えれるというか、例えば明日からまた頑張っていけるとか、簡単なことなんですけど、なにかしらの心の変化を感じてもらえれるようなライブをしていきたいと思ってます。
チョー : よろしくお願いします(笑)
マコト : 俺らみたいな人間でもこうやって取材していただけるっていうところで、もっとみんなちょっとがんばったらいけるっていう…
チョー : そうなんよ!ちょっとがんばったらいいだけ。
マコト : なんでちょっと頑張るとか、前に踏み出すとか、色んな人との関わりを大事にして、人間として前に歩いて行けば、色んな人との関係が生まれて、色んな可能性が出来てくるんだなって思ったんで、こういうのなんていうんだろ…
チョー : 前向き生きようぜ!!
マコト : そう、そうなんよ!!もっと元気出してって言いたい。
チョー : 音楽は僕にとって癒しなんで、CDまだ聞いてない人とか、自分たちのこと全然知らない人って路上やってたら、歩いてて通り過ぎる短い時間で曲を気に入ってもらったり、声を気に入ってもらったり、確率的にはすごい小さいものなんだけど、CD買ってくれたり、ライブに来てくれたりとかがあって、その出会いがすごく大事で素晴らしいなっていうのがありますね。自分たちのこと気に入ってくれた人たちのことを大事にしていきたいですね。まだ自分たちと出会ってなかったり、気に入ってもらってない人達に、知ってもらえるようにこれから頑張っていくんで耳を傾けてくれたらなっておもいます。皆さんに興味をもってもらえるよう、コンクリートこれからもっとがんばっていくんで、よろしくお願いします。
コンクリート 1st mini album [Music Jungle]
2011.10.19 全国発売 1,575yen / XQEM-1012 / PEPE MUSIC / SING
収録曲 : 1. ツバメ / 2. Call / 3. 対想 / 4.夢桜 / 5. street
2011年10月18日 12:03 PM | カテゴリー:INFORMATION | コメント(0)